2015年(平成27年)

年月日 関連会議等 協議・決定等特筆事項
平成27年
(2015年)
1・23
第5回実務委員会
会議内容
1.「卸薬剤師の仕事」スライド追加について
医薬品卸の機能と薬剤師の必要性を1枚スライド追加するべく、前回の実務委員会で木幡委員に作成依頼していたスライドを検討し、若干の修正を加えることとした。
2.平成26年度フォーラム概要説明
プログラムを基に来賓挨拶、講演、会員発表、グループディスカッションについて概要を事務局より説明する。講演資料のタイトルが当初と違っており、プログラムのタイトルに戻すべく、事務局より今西理事長に連絡することとした。
3.会員発表・グループディスカッションについて
主にグループディスカッションについて、昨年度はディスカッション45分、纏め15分の合計1時間で、発表時間を10分取っていた。今年度はディスカッション30分、纏め10分の合計40分とし、発表時間も1グループ5分程度で、できるだけ多くのグループが発表することとした。
4.グループディスカッション提出用紙について
会場の前方に配置し、グループでテーマを決めて取りにきてもらう。前年度は休憩時間に取りに来るケースがあったので、今年度は時間を決めて渡すこととする。
各グループのディスカッションテーマを実務委員が控えて座長と会員発表者に連絡する
5.フォーラム進行について
進行表に沿って委員各位に解説する。
6.フォーラム係分担について
係分担表にて委員各位の係の詳細を確認する。
7.アンケート用紙について
事務局作成のアンケート用紙について意見交換する。
8.読者の広場執筆者について
東京会場はスズケン岡崎氏が確定した。大阪会場はアトルの江里氏を候補とし、申し込みがあった時点で事務局から執筆依頼する。
1・23 第2回
フォーラム打合せ会議
【主題】
・会員発表の予演
各ブロックが実際に発表し、臨場感のある予演ができたと感じた。ただし、発表のポイントを明確にしないとディスカッションが難しいとの意見もあり、各発表者からポイントを事務局へ連絡いただき、ディスカッションの資料に入れることとする。
【報告・確認事項】
・平成26年度フォーラムについて
全体の概要を説明し、会員発表の時間配分等について報告する。
・会員発表、グループディスカッションについて
会員発表の前に参加者をグループに分けることと、ディスカッションの時間帯の会員発表者の対応について報告する。ディスカッション提出用紙は、グループの代表が取りに来て、実務委員がグループ毎のディスカッションテーマを座長と会員発表者に連絡する。
・フォーラム進行について
進行表より実務委員と会員発表者の行動を時系列に確認する。特にグループディスカッションの項は詳細に打合せをし、実務委員及び会員発表者の認識を統一した。
・事務局より
変更した資料及びディスカッションポイントを1月28日(水)までに事務局へ提出をお願いした。
また、各会員発表の抄録(600字程度)についても2月17(火)までに事務局へ提出をお願いした。
2・5



2・6
平成26年度フォーラム
  東京会場
  (於 長井記念ホール)

平成26年度フォーラム
  大阪会場
  (於 薬業年金会館)
【講演】
「薬学6年制の現況と展望 ~今後の薬剤師合格率の動向について~」
東京薬科大学 理事長 今西信幸先生
【会員発表】
テーマ:「商品に関わる適正管理」
<座長>
【東京会場】卸勤務薬剤師会 実務委員会 委員長 本多俊司
【大阪会場】卸勤務薬剤師会 実務委員会 副委員長 川守田節男
① 甲信越ブロック(新潟県支部)
アルフレッサ(株) 長岡支店 三好慧
「毒物劇物販売と危害防止対策 ~貯蔵陳列、譲渡・運搬、事故対応など~」
② 中国ブロック (広島県支部)
【東京会場】(株)エバルス 薬事情報室 薬事情報グループ 山根仁美
【大阪会場】(株)サンキ 薬事情報室 山脇慶一
「医薬品等の商品回収」
③ 北海道ブロック(北海道支部)
(株)モロオ 医薬管理室 宗本晴子
「麻薬の適正使用に向けた地域協力」
④ 東北ブロック(秋田県支部)
(株)メディセオ 北海道・東北支社 薬事グループ 国安和也
「秋田県支部における戻り品について 
~管理薬剤師へのアンケートを実施して~」
【グループディスカッション】           
会員発表テーマに基づくグループディスカッション
2・10 臨時正副会長会議
【報告事項】
1. 実務実習薬学生の受入協力におけるガイドラインについて
連合会一條薬制委員会委員長と木俣会長及び徳久が薬学教育協議会須田事務局長へ紹介のため訪問をした。ガイドラインについては意見がなかったが、実務実習の事前学習時に、医薬品流通と医薬品卸について薬科大学及び薬学部学内での講義を依頼される。卸勤務薬剤師会会員が講義を担当するについても、正副会長会議、実務委員会、常任理事会及び理事会で検討する必要があるので、須田事務局長への回答は保留としたことを報告した。
「検討事項」
1. 薬科大学・薬学部への医薬品流通と医薬品卸についての学内講義について
すでにメディセオ、スズケン等は教授や先輩から直接依頼されて、学内で抗議となれば派遣する社員について検討しなくてはならないとのことであった。正副会長会議の結論として、エリアを限定してスタートし状況をみていくこととなった。
2. 今後の卸勤務薬剤師会の活動について
現在の活動に新規事業を展開するべく、臨時正副会長会議を開催して検討した。
3. その他
あくまでも会員である薬剤師の資質向上に主眼を置き現在のWebの進展に伴い「e-ラーニング」を開設し、会員に薬剤使用の詳細な新薬の解説や、薬剤師認定制度の概要等定期的に発信する案が採択された。
ただし、「e-ラーニング」解説のコストや現在のホームページ上で展開できるのか等クリアしなければならない問題が多々あるように思われるため、早期に解説に関して依頼することとなるMDPS社と面会することとする。
3・6 第5回正副会長、委員長会議、
第6回実務委員会
1. 正副会長、委員長会議
【検討事項】
(1) e-ラーニング(VOD)解説、運用について
卸勤務薬剤師会ホームページにe-ラーニング(VOD)を開設し、会員に情報提供をすることを検討する。開設及び運用に費用が発生するため、費用の捻出について検討の必要がある。クレコンのMS@という情報システムもあり、改めて開設する必要があるか、会員が必要としている情報は何か理事会で確認することとする。
(2) 平成26年度事業報告(案)の検討
今年度の各事業の進捗状況を事務局より報告し、各項目を検討する。
(3) 平成27年度事業計画(案)の検討
平成27年度事業計画(案)について検討する。
(4) 平成26年度収支決算(案)及び平成27年度収支予算(案)
平成26年度は当初の計画通り推移予定である。平成27年度(案)では、前年度の決算額を参考に増減額等を検討した。
(5) 平成27年度研修会について
平成27年度研修会は金沢大学 国際保健薬学教授 木村和子先生に「なぜ今、偽造医薬品なのか」と、東京薬科大学 公衆衛生学教授 藤原泰之先生に2題目の「(案)環境汚染関連~PM2.5を中心に~」について講演いただくこととする。
司会は川守田副委員長、閉会挨拶は竹村副会長が担当することとする。
(6) 薬科大学・薬学部への医薬品流通と医薬品卸の講義について
薬制委員会で「実務実習薬学生の受入協力におけるガイドラインと留意点」を策定し、薬学教育協議会須田晃次事務局長へ紹介に伺ったおり、掲題の依頼を受け対応を検討する。卸勤務薬剤師会で担当すべき内容なのか、その点も踏まえて実務委員会で改めて検討することとする。
(7) 平成27年度第38回理事会について
理事会について副会長の各担当を検討し、開会を石関副会長、平成26年度事業報告を安藤副会長、平成27年度事業計画を竹村副会長、閉会を若狭副会長が担当することとする。
2. 実務委員会
【報告事項】
(1) 平成26年度フォーラム報告
参加者は東京会場83名、大阪会場102名、関係者43名の合計228名であった。アンケート回収は東京会場74.1%、大阪会場79.4%、合計77.3%で22.7%が未提出であった。今西先生の講演は高い評価であった。ブロック会員発表も参加者から概ね高評価を得た内容であった。
グループディスカッションについても概ね好評を得ており、次回も同じ形式を望む意見が多かった。ただし、会員発表のテーマを決めると各ブロックが予定している発表ができなくなるという意見もあり、改めて検討することとする。アンケートにディスカッションの内容をフィードバックして欲しいという意見があり、月刊卸薬業の勤薬のページに掲載する事の了承を得る。
(2) 薬制委員会報告
「実務実習薬学生の受入協力におけるガイドラインと留意点」が、3月度の連合会理事会で委員会報告されることを報告する。
日本がPIC/Sに加盟し、ガイドラインのGDP(Good Distribution Practice)とJGSPの比較検討を実施することとなり、金沢大学木村和子教授との意見交換会について報告した。
【検討事項】
(1) e-ラーニング(VOD)開設、運用について
正副会長委員長会議の検討内容を報告し、実務委員と検討した。提供する情報として、新製品情報をメーカーから入手して配信する事を提案する。
まず、会員がほしい情報を確認し、対応可能な内容であれば開設に向けスタートすることとする。
(2) 正副会長委員長会議報告
平成26年度事業報告及び平成27年度事業計画の各項目について検討する。
平成26年度実務委員会活動で作成した「卸薬剤師の仕事」をホームページに3月更新時に掲載することとする。
(3) 薬科大学・薬学部への医薬品流通と医薬品卸の講義について
現在、各社薬科大学から直接講義の依頼を受けて実施しているとのことであった。卸勤務薬剤師会として対応せず、現状の各社対応とする結論となった。
(4) 平成27年度実務委員会活動について
次回実務委員会(4月17日)に改めて検討することとなった。
(5) ホームページメンテナンス担当について
平成27年4月~9月 スズケン(坂本氏)
平成27年10月~平成28年3月 東邦薬品(増田氏)
担当の順番をアステム、中北薬品、スズケン、東邦薬品、アルフレッサ、バイタルネットとする。
4・13 平成26年度監査 平成26年度収支結果及び事業内容について監査、問題なく了承された。
4・16 平成27年度
第1回正副会長会議
第1回常任理事会
【議題】 平成27年度 理事会及び研修会 会次第について
1. 正副会長会議
議題1.平成26年度事業報告(案)の検討
平成26年度事業報告(案)について、常任理事会の事前打合せと各項目の内容確認を実施する。
議題2.平成26度収支決算(案)の検討
平成26年度収支決算(案)について、収支各項目を精査する。
議題3.平成27年度事業計画(案)の検討
平成27年度事業計画について、各項目の内容確認を実施する。
「実務委員会活動」は、4月17日の実務委員会で決定することを報告する。
議題4.平成27年度事収支予算(案)の検討
平成27年度予算(案)を検討する。
議題5.薬学生実務実習について
実務実習薬学生の受入協力におけるガイドラインと留意点(以下「ガイドライン」)に沿った内容とするため、受入人数、依頼先及び研修内容を報告いただく新規フォーマットを検討する。
議題6.e-ラーニングによる情報化について
会員への情報提供を勤薬ホームページに、e-ラーニングを開設するための問題点を再度検討する。
議題7.役員改選について
退任者と新任者の役員人事案(理事会議案第5号)について確認及び検討する。
副会長の新任者については現時点で明確になっていないので、退任者の報告のみとなる。
議題8.表彰及び顕彰予定者について
平成26年度表彰者を認定する。
2. 常任理事会
【報告事項】 
・平成26年度フォーラムについて
平成26年度フォーラムの東京会場及び大阪会場の参加者の詳細、アンケートの内容、講演及びブロック会員発表の評価を事務局より報告する。
・平成26年度卸見学実習等薬学生受入報告について
4月10日現在の受入れ状況を事務局より報告する。
【議題】
平成26年度事業報告(案)について安藤副会長より次のような報告があった。
平成26年度の日本医薬品卸勤務薬剤師会の活動で、特に各ブロックに於ける県薬剤師会等関係団体との連携強化は、県薬剤師会で地域保健部会の中に医薬品流通分科会として発足することができ、新たな展開がみられるブロックがあることを報告いただいた。
また、薬制委員会よりガイドラインが策定され、3月度の卸連合会理事会で承認されたことを報告いただいた。
【報告内容項目】
1. 平成26年度卸勤務薬剤師会の運営結果
2. 都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策の状況
3. 支部における平成26年度の継続研修の実施テーマについて
4. 平成26年度、卸勤務薬剤師会主催の研修会及びフォーラムの運営結果
5. 日本薬剤師会への協力
(1) 平成26年度日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会について
(2) 第47回日本薬剤師会学術大会の報告
6. 実務委員会活動
卸勤務薬剤師の業務を幅広く認知させるため、「卸薬剤師の仕事」の資料を勤薬ホームページに掲載した。
7. DI実例の月別ブロック別収集について
8. 日本医薬品卸売業連合会、特に薬制委員会との連携強化等
9. 薬学生卸見学実習等について
10. 平成26年度収支決算報告・会費納入状況・活動費使用実績について
【議案】
議案1.平成27年度事業計画(案)について竹村副会長より次のような説明があった。
平成26年度は関係団体との連携強化と教育・研修事業を柱に事業展開を図り、薬学生卸見学実習等受入報告を実施しました。平成27年度は卸勤務薬剤師の自己研鑽のためのフォーラム及び研修会の充実と「実務実習薬学生の受入協力におけるガイドラインと留意点(以下「ガイドライン」)」を遵守した薬学生の教育に取り組んでまいります。
-計画内容項目-
1. 平成27年度卸勤務薬剤師会の運営
2. 都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
3. 薬学生実務実習について
ガイドラインに沿った薬学生の教育を中心に活動いただき、受入人数、依頼先及び研修内容他を新規フォーマットにて報告いただくこととする。
4. 支部における継続研修の充実
平成27年度継続研修のテーマ
①不眠症  ②ウイルス性肝炎  ③危険ドラッグ
④眼疾患  ⑤医療機器関連
各支部においては上記テーマを中心に適宜選択し、研修会を実施いただき活動費については、継続研修等の研修関係にウエイトを置き実施をお願いします。
5. 卸勤務薬剤師会主催の研修会及びフォーラムの運営について
(1) 研修会(案)
平成27年5月15日(金)13:00~16:30 大手町サンケイプラザ
①「 なぜ今、偽造医薬品なのか? 」
金沢大学医薬保健研究域薬学系 国際保健学 教授 木村和子先生
②「 化学物質の毒性発現機構と生体防御機構~PM2.5を中心に~ 」
東京薬科大学薬学部 公衆衛生学教室 教授 藤原 泰之先生
(2) フォーラム(案)
平成27年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施予定。
東京会場 平成28年2月4日(木) 長井記念ホール
大阪会場 平成28年2月5日(金) 薬業年金会館
平成27年度 会員発表ブロック
東京ブロック、四国ブロック、九州ブロック、北陸ブロック
今回も会員発表の後、グループディスカッションを行います。
また、今年度の発表はテーマを実務委員会で調整し、最終打合せを1月21日に実施いたします。
なお、今後もブロック会員発表をお願い致しますが、内容及び発表頻度については、検討する予定です。
6. 日本薬剤師会への協力
・日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会の開催
・第48回日本薬剤師会学術大会(鹿児島県鹿児島市)への参加
平成27年11月22日(日)~23日(月・祝)
7. 実務委員会活動について
実務委員会活動は、4月17日の実務委員会で決定することを報告する。
8. DI関係
昨年度と同様に各ブロック年1回2例収集とする(東京ブロックのみ年2回4例)。キーワード検索の為、投稿時にキーワードの添付をお願いする。
9. 日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化について
今年度も薬制委員会との情報共有や課題解決に向け連携強化します。薬学生実務実習においてガイドラインを遵守した薬学生の教育や、JGSPの一部改訂に伴う、コンプライアンス研修等について、薬制委員会と連携して検討してまいります。
議案2.収支予算(案)について
平成27年度収支予算(案)を計上する。
議案3.薬学生実務実習について
薬学生実務実習の講義や見学等を担当する卸勤務薬剤師会として、ガイドラインに沿った報告をいただくように、学習内容等変更した報告書を説明する。なお、報告対象は5年生の実務実習のみとすることを報告した。
議案4.e-ラーニングによる情報化について
会員への情報提供ツールとして勤務薬剤師会ホームページにリンクを作成し、レンタルクラウドサーバーを使い会員へ情報を提供することを提案する。
常任理事より、どのような情報が求められているのか明確にして、ホームページに掲載することで対応できないのか、費用のこともあり再度実務委員会で検討するべきとの意見により、理事会での議案提出は見送ることとした。
議案5.役員改選について
副会長退任者と常任理事の退任者と新任者の役員人事案について木俣会長より提示する。
議案6.表彰者の認定について
平成26年度 表彰候補者全員を常任理事会で承認する。
その他.
平成27年度第2回常任理事会の開催日程を当初の10月8日から10月14日(水)に変更することとした。
【討議】ブロック会員数によるフォーラム会員発表の検討について
卸勤務薬剤師会は11ブロックで構成されており、毎年4ブロックに発表いただくため会員数が少ないブロックは、対応に苦慮しており検討頂きたいとの提案があった。
その他フォーラム開催地や開催方法についても意見があり、実務委員会で提案や意見について検討することとした。
4・17 第1回実務委員会
【報告事項】
・平成26年度フォーラムについて
東京会場、大阪会場の参加者の詳細について事務局より報告し、講演及び会員発表の講評と今西理事長に報告したアンケート集計を報告する。
最後にフォーラム収支報告より問題点や改善点を検討する。
・平成26年度卸見学実習等薬学生受入報告について
4月10日現在の集計を報告する。
・平成26年度継続研修実施状況
提示した6テーマの支部実施状況と、支部活動報告より実施した研修内容を報告する。
・平成27年度理事会資料の事業報告、事業計画
昨日開催された正副会長会議及び常任理事会の報告事項の平成26年度事業報告(案)と協議事項の平成27年度事業計画(案)を報告する。
【検討事項】
・平成27年度研修会について
講演の紹介と各委員の役割分担表を基に、各自の役割を再度確認する。
・平成27年度研修会「読者の広場」担当依頼者について
アルフレッサと中北薬品の出席者にお願いする。
・平成27年度実務委員会活動について
フォーラム会員発表のアンケートを基に、実務に即したマニュアル等会員が広く使える資料を作成する。
・フォーラムについて
今年度はテーマを実務委員会で調整し、最終打合せを1月21日に実施することとする。なお、今後もブロック会員発表を実施するが、内容及び発表頻度については検討することとする。
5・15 第38回理事会
(於 大手町サンケイプラザ)
理事会構成員 56名中 50名出席
石関副会長による開会宣言に引続き、木俣会長の主催者挨拶が行われ、会則第16条に基づき木俣会長を議長として平成27年度理事会を開催した。
冒頭、議長より議事録署名人として近畿ブロック 谷 好訓氏(常任理事)並びに岐阜県支部 久保田 正之氏(理事)が指名され異議なく選出された。
【報告事項】
以下の3議案について報告が行われ、すべて承認された。
I. 報告第1号(事業報告)
平成26年度事業報告が安藤副会長から報告された。
平成26年度の活動は「都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化」、「教育・研修」、「薬学生卸実務実習受入報告」を中心に事業展開を図り、また、「支部における継続研修の充実」、「研修会やフォーラムの運営」、「日本薬剤師会及び日本医薬品卸売業連合会、特に薬制委員会との連携強化」等関係団体との連携強化を取り組んできた。
以下に、平成26年度事業計画に関しての取組結果を報告する。
1. 卸勤務薬剤師会の運営
平成26年度は正副会長・委員長会議を5回、臨時正副会長会議を1回、実務委員会を6回、常任理事会を2回、フォーラム会員発表ブロック打合せ会議を2回開催し積極的な検討、企画、立案及びその展開を行った。
2. 都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
各ブロックに於ける県薬剤師会等、関係団体との連携強化については、県薬剤師会で地域保健部会の中に医薬品流通分科会として発足することができ新たな展開がみられるブロックや、従来からの活動を継続している多くのブロックがあり、薬剤師会との関係強化に努めていただいている。
3. 支部における継続研修の充実
平成26年度継続研修のテーマ
①改正薬事法 ②緩和ケア ③抗ウイルス ④糖尿病治療薬 ⑤新バーコード ⑥感染制御(消毒など)の6項目。
各支部においては上記テーマを中心に適宜選択し、研修会が実施された。
4. 卸勤務薬剤師会主催の研修会及びフォーラムの運営
(1) 研修会
平成26年5月15日(木)13:00~16:30
大手町サンケイプラザに於いて次の講演にて研修会を実施した。
① 「 医療用医薬品バーコードの薬剤業務への応用、そして世界の動き ~より安全でより安心できる薬剤監査業務の達成をめざして~ 」
(一財)流通システム開発センター 特別研究員 黒澤 康雄
② 「 漢方の効かせ方 」
東邦大学医学部 東洋医学研究室 客員教授 三浦 於菟
以上2題の講演で、40都道府県から112名の会員と設営関係者等の合計148名の参加者にて開催された。
(2) フォーラム
平成26年度も東京・大阪の両会場にてフォーラムを2月5日(木)、2月6日(金)に実施した。41都道府県から東京会場83名、大阪会場102名、設営関係者等43名と併せて228名の参加者にて開催された。
講演「 薬学6年制の現況と展望~今後の薬剤師合格率の動向について~ 」の後、「 商品に関わる適正管理 」をテーマに会員発表(甲信越、中国、北海道、東北 各ブロック)が行なわれた。会員発表の後参加者を8名のグループに分け、グループディスカッションとグループ発表を実施した。
5. 日本薬剤師会への協力
(1) 日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会
平成26年12月8日(月)に実施。参加者は卸勤務薬剤師とその他合計113名の出席者にて開催された。
① 「薬剤師をめぐる最近の動き」
日本薬剤師会 副会長 石井甲一
② 「セルフメディケーションの推進と今後の薬局の役割」
日本薬剤師会 常務理事 藤原英憲
③ 「薬局・薬剤師の災害対策について」
日本薬剤師会 副会長 生出泉太郎
(2) 学術大会への参加
第47回日本薬剤師会学術大会(山形県山形市)への参加。
開催期日:平成26年10月12日・13日
医薬品卸1社から口頭発表があり、その他展示とOA機器の展示が4社からされた。月刊卸薬業12月号に「学術大会聴講報告」を掲載した。
6. 実務委員会活動
卸勤務薬剤師の業務を幅広く認知させるために、卸勤務薬剤師会ホームページに「卸薬剤師の仕事」として、業務の再確認及び薬学生や再就職希望者に理解してもらえるような紹介資料を作成し掲載した。
7. DI関係
DI実例の月別ブロック別収集割当は、昨年と同様に各ブロック年1回2例収集を依頼しており、各ブロックに協力いただき順調に収集することができた(東京ブロック年2回4例収集)。
8. 日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化
平成26年度も薬制委員会との情報共有や活動の有効化を推進した。薬制委員会より「実務実習薬学生の受入協力におけるガイドラインと留意点が策定され、平成27年3月度卸連合会理事会で承認された。
9. 薬学生卸見学実習等について
平成26年度は再度薬学生受入報告を支部より報告いただき、薬学教育協議会に報告しております。薬学教育モデル・コアカリキュラムに医薬品流通や医薬品卸について明記されておりませんが、協議会に現状を理解していただき、薬学生卸実習が円滑にできるように注力した。
II. 報告第2号(収支決算報告)
平成26年度収支決算について事務局から報告が行なわれた。
1. 収入:会員は前年度より31名減り1,938名から会費を頂戴し、1,162万8,000円を計上した。
また、平成26年度も卸連合会から助成金550万円、日本薬剤師会からフォーラムへの協賛金50万円、研修会関係の事業収入146万円を計上し、当期収入合計としては予算に対し57万9,508円のマイナスの1,909万492円となった。
2. 支出:当初予算は事業費で1,126万円を組んだが、決算額として、1097万975円で28万9,043円のマイナスであった。また、人件費を含む管理費は956万4,229円となり、退職慰労金引当預金20万円と40周年記念事業積立金100万円と合わせ支出合計は、2,173万5,186円で次期繰越金金840万4,480円は次年度の会費納入までの4月から6月の運営資金に充当するとの報告と、記念事業積立金と退職慰労金引当預金の現在高の報告があり了承された。
III. 報告第3号(監査報告)
柘植監事より平成27年4月14日(火)に山口監事と柘植監事が監査を実施し、適正であった旨の報告があり了承された。
【協議事項】
以下の4議案が上程され、全て原案通り承認された。
I. 議案第1号(事業計画案)
平成27年度事業計画案が竹村副会長から上程された。
平成27年度は卸勤務薬剤師の自己研鑽と支援のためのフォーラム及び研修会の充実と「実務実習薬学生の受入協力におけるガイドラインと留意点(以下「ガイドライン」という)」を遵守した薬学生の教育に取り組んでいく。
1. 卸勤務薬剤師会の運営
平成27年度は正副会長・正副委員長会議を5回、実務委員会を6回、常任理事会を2回、フォーラム会員発表ブロック打合せを1回開催予定し積極的な検討、企画、立案及びその展開を行う。
2. 都道府県薬剤師会等と各エリアでの関係強化対策
各ブロック及び支部に於ける薬剤師会との連携強化は、平素から念頭におき活動し、更に各職種団体との連携強化を進めていくようお願いする。
3. 実務実習薬学生の受入協力報告について
卸勤務薬剤師会として「ガイドライン」に沿った薬学生の教育を中心に活動いただき、受入人数、依頼先及び研修内容を新規フォーマットにて報告いただくこととする。
4. 支部における継続研修の充実
平成27年度継続研修のテーマとして
①不眠症 ②ウイルス性肝炎 ③危険ドラッグ ④眼疾患 ⑤医療機器関連 の5項目を取り上げた。
各支部においては各テーマを中心に適宜選択し、研修会を実施していただき、活動費については研修関係にウエイトを置き実施をお願いする。
5. 卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラムの運営
(1) 研修会
平成27年5月15日(金)13:00~16:30 大手町サンケイプラザに於いて次の講演にて実施する。
① 「 なぜ、今、偽造医薬品なのか? 」
金沢大学医薬保健研究域薬学系 国際保健薬学 
教授 木村 和子
② 「 化学物質の毒性発現機構と生体防御機構~PM2.5を中心に~ 」
東京薬科大学薬学部 公衆衛生学教室 教授 藤原 泰之
(2) フォーラム(案)
平成27年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施予定。
東京会場 平成27年2月4日(木) 長井記念ホール
大阪会場 平成27年2月5日(金) 薬業年金会館
平成27年度 会員発表ブロック
東京ブロック 四国ブロック 九州ブロック 北陸ブロック
今回も会員発表の後、参加者によるグループディスカッションを行う。また、今年度の会員発表はテーマを実務委員会で調整し、最終打合せ会議を1月21日に実施する。
尚、今後もブロック会員発表をお願い致しますが、内容及び発表頻度等については、検討する予定です。
6. 日本薬剤師会への協力
(1) 日本薬剤師会卸薬剤師部会研修会
平成27年度も卸勤務薬剤師対象の卸薬剤師部会研修会の実施を予定している。
(2) 学術大会への協力
第48回日本薬剤師会学術大会(開催:鹿児島県鹿児島市)への参加 平成27年11月22日(日)~23日(月・祝)
7. 実務委員会活動
フォーラム会員発表のアンケートを基に、実務に即したマニュアル等会員が広く使える資料を作成する。
8. DI関係
平成27年度DI実例の月別ブロック別収集割当は、昨年度と同様に各ブロック年1回2例収集とする。(東京ブロック年2回で4例収集)。
キーワード検索の為、投稿時にキーワードの添付をお願いする。
9. 日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会)との連携強化
平成27年度も薬制委員会との情報共有や、課題解決に向けて連携強化する。実務実習薬学生の受入協力において「ガイドライン」を遵守した薬学生の教育や、JGSPの一部改訂に伴うコンプライアンス研修等について、薬制委員会と連携して検討して行く。
II. 議案第2号(収支予算案)
平成27年度予算編成方針並びに収支予算案が事務局より上程された。
1. 基本方針:本会組織の活性化および会員の資質向上をはかるための施策を基盤として編成する。
2. 収入:会費として1,158万円、卸連合会から助成金550万円、日本薬剤師会からフォーラム助成金50万円、事業収入150万円とし、前期繰越金を加え総合計2,749万4,480円を計上する。
3. 支出:今年度は事業費として昨年度決算額を勘案して、1,131万円計上する。管理費については、前年度と同額の990万円を計上する。退職慰労金引当預金20万円、創立40周年記念事業積立金支出100万円、予備費100万円を計上する。平成27年度の支出合計は2,341万円となり、次年度への繰越金は408万4,480円となり支出合計2,749万4,480円を計上する。
III. 議案第3号(薬学生実務実習について)
現在、5年生の実務実習は病院実習、薬局実習と分かれた方略で内容が提示されておりますが、薬学教育モデル・コアカリキュラムでは「薬学臨床」として統一された項目となっている。
今回、卸連合会薬制委員会よりモデル・コアカリキュラムを取り込んだ「実務実習薬学生の受入協力に関するガイドラインと留意点(以下「ガイドライン」という)」が取りまとめられ、卸連合会理事会で承認され、4月1日に会員構成員企業社長へ発翰された。
卸勤務薬剤師会として、「ガイドライン」に沿った報告をいただくよう、報告書の内容を改訂させていただく。なお、報告対象は5年生の実務実習受入のみとする。
IV. 議案第4号(役員の改選について)
平成27年度は3名の副会長が退任され新任の副会長が就任される。
まず、安藤副会長が退任され小口副会長が就任され、次に若狭副会長が退任され藤村副会長が就任され、最後に石関副会長が退任され髙橋副会長が就任される。
常任理事の改選は、北陸ブロックの五十嵐常任理事が退任され田中常任理事に、中国ブロックの福原常任理事が退任され田坂常任理事に、九州ブロック藤村常任理事が退任され二宮常任理事に交代される。
理事は、昨年の理事会に交代があった理事を信任として掲載している。
フロアから3台質問があがったので提示する。
質問)ガイドラインで労務提供に抵触しないようにとあるが、具体的にどのようなことが労務提供となるのか?
回答)労務提供とは得意先の薬剤師等が行うべき業務を、代わりに行う事である。医薬品卸での実習は卸勤務薬剤師が講義や倉庫内を見学させる等の教育を実施するので、これ自体は労務提供とならないと考える。学生の送り迎えや昼食を提供するのは、教育とは別であり労務提供に当たると考える。
質問)薬学生の受入協力報告書の講義d.その他はどのような内容か?
回答)講義a~c以外の講義内容を想定してdその他を記載した。
質問)会則に薬事法とあるが、現在の法律名称に変更しないのか?
回答)緊急動議として「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下「医薬品医療機器法」という)」に変更することの承認をいただいた。
以上、理事会の議事は全て議了し、若狭副会長の閉会宣言によって理事会を終了した。
5・15 平成26年度表彰式
【表彰者】 
北海道 井上 裕美子 (スズケン)
東  北 福井 祐子   (小田島)
東  京 齋藤  京    (アルフレッサ)
関  東 神宮 幸彦   (東邦薬品)
甲信越 丸山 若葉   (岡野薬品)
北  陸 藤崎 一男   (明祥)
東  海 杉浦 尚子   (中北薬品)
近  畿 三木 伸子   (ケーエスケー)
四  国 久保 美恵   (アスティス)
九  州 緒方 昌憲   (富田薬品)
顕彰者 安藤 謙治   (明祥)
7・10 第2回正副会長・委員長会議
【検討事項】
1. 平成27年度第2回常任理事会における討議テーマについて
事務局より以下の(案)を提示し、追加テーマ等検討する。
・平成27年度事業計画の中間報告(副会長より報告)
・各ブロック長よりブロック活動状況の報告
・平成28年度以降のフォーラム会員発表について
・勤薬40周年記念事業の概略について
事務局より概略を報告後、常任理事と意見交換する。
・その他
2. 平成27年度フォーラム会員発表について
今年度会員発表はテーマを限定せず、発表ブロックより発表タイトルを提出いただき、実務委員会で調整することとしている。正副会長会議で各ブロックのタイトルより問題点等討議した。会員発表後にグループディスカッションを実施するため、内容を確認する発表が1題あり、事務局より対応することとなった。
3. 平成28年度以降フォーラムの内容と会員発表の頻度について
現在11ブロック中4ブロック会員発表をお願いしており、ブロック会員数に差があることもあり発表頻度を検討する。会員数の少ないブロックと他のブロックで不公平感のないものとするべく徹底討議し、実務委員会で再度討議し結論出すこととした。
4. 卸勤務薬剤師会40周年記念事業概略について
1977年10月に設立され、2017年(平成29年)に40周年を迎える。30周年記念事業を参考に、事業計画(案)を作成し検討する。
大手町サンケイプラザを会場として、第40回理事会後に記念講演会を開催し、その後懇親会を開催する内容及び収支(案)を事務局より報告する。
30周年で発行した記念誌を今回も発行するか検討した結果、10年間の期間では記念誌として難しいとの意見より、記念誌は発行しないこととする。記念事業実行委員は実務委員が担当することとし、再度実務委員会で意見交換する。
5. 平成28年度第39回理事会及び研修会について
今年度の収支予算(案)より支出の見直しをするため、理事会と研修会会場の見直しを事務局より提案する。会場は大手町サンケイプラザで、これまで部屋数を3部屋使用していたが、2部屋へ削減し開催可能か検討する。
理事会時と研修会時で机の数を変更すれば開催可能という結論となり、事務局(案)で開催することとなった。
6. 勤薬役員交通費について
従来一律で役員交通費を支出してきたが、実態に即した内容とするべく、今回見直しを実施し事務局(案)で承諾を得た。
7・10 第2回実務委員会
木俣会長の開催挨拶に続いて、増田委員から交代された木村委員に木俣会長より実務委員委嘱状が手渡された。
会議内容
【報告事項】
1. 平成27年度研修会収支報告
平成27年5月15日(金)第38回理事会後に開催した研修会の収支を事務局より報告した。平成28年度研修会は平成28年5月13日(金)の理事会終了後に、大手町サンケイプラザにて開催予定である。
2. 平成27年度卸連合会総会・理事会報告
連合会総会委員会報告より、薬制委員会の平成27年度事業計画について、薬事関連法規及びJGSPの遵守、PIC/Sガイドライン(GDP)への対応、実務実習薬学生の受入協力におけるガイドラインと留意点の周知、より一層のコンプライアンス体制の充実と徹底を求めること等を報告する。
3. 平成27年度実務実習薬学生の受入協力報告について
7月6日時点の集計を報告する。本年度はガイドラインに沿った報告としたこともあり、期毎に纏めて報告する会社が増えたので6日時点では707名であり、講義a(卸の機能・役割)101件、講義b(医薬品流通)94件、講義c(卸の薬剤師業務)102件、講義d(その他)17件、見学99件であった。
4. 日本薬剤師会卸薬剤師部会平成27年度活動について
平成27年度第1回卸薬剤師部会幹事会より、事業計画を報告する。今年度の卸部会研修会は平成27年12月11日(金)スクワール麹町で開催することとなったが、講師について、8月7日(金)に部会長、副部会長と事務局で検討することを報告する。
【検討事項】
1. 平成27年度フォーラム講演、会員発表選定及び内容について
正副会長・委員長会議で検討した内容を紹介し、各ブロックの発表を調整した結果、東京ブロック「誤納品に対する薬剤師の関わり~主に受注ミスに対して~」、四国ブロック「四国卸勤務薬剤師の現状等」、九州ブロック「緊急時の医薬品等の品質・販売管理に対する薬剤師の役割、北陸ブロック「卸薬剤師のDI業務についての考察」となる。
特別講演について検討した結果、未妥結減算制度導入、ジェネリック医薬品のシェア拡大によるカテゴリーチェンジの急激な進展及び表示カルテル実施等卸売企業が直面している問題について、卸勤務薬剤師も理解するような講演を第一候補とすることとなる。
内容については会員発表後のグループディスカッションとグループ発表を当面継続し、東京と大阪で開催することとした。
また、フォーラムや研修会の開催案内は薬剤師のみだけではなく、各社社長へ案内をすることが必要ではないかとの意見があり、今年度フォーラムからそのように案内することとする。
2. 平成28年度以降フォーラムの会員発表頻度について
今年度事業計画でも取り上げているフォーラムについての検討課題である、ブロック会員発表頻度について様々な具体的な意見を出し検討した結果、次回担当まで時間的余裕もでき、公平性も保てることから現在の4ブロック発表から3ブロック発表とすることとした。
3. 卸勤務薬剤師会40周年記念事業概略について
正副会長・委員長会議で検討した内容を報告し、改めて実務委員の意見を確認する。記念誌発行については10年間の軌跡では難しいとの意見で、発行しないこととした。
実務委員を記念事業実行委員として、今後記念講演会講師や事業内容の詳細を検討していくこととなる。
4. 平成27年度実務委員会活動について
フォーラム参加者アンケートやグループディスカッションより、実務に即したマニュアル等会員が広く使える資料を作成することとしており、毒・劇物事故対応マニュアルを作成することとなった。
まず、実務委員各社の繁用上位10成分を集計し、対象成分を決め今年度中にマニュアル作成し、どのようなかたちで報告するか検討することとなった。実務委員より上位10成分を8月末までに事務局に報告することとした。
5. 月刊卸薬業「一枚の写真」執筆の件
月刊卸薬業NO.38~94まで卸勤務薬剤師会で「一枚の写真」原稿を担当してきた経緯があり、今回正副会長及び実務委員でまだ執筆していない方に原稿を依頼することとした。
10月号:坂本委員、11月号:木村委員、12月号:小口副会長、1月号:木幡委員、2月号髙橋副会長
広報研修部より各号執筆担当者に直接依頼してもらうこととなる。
9・11 第3回実務委員会
【報告事項】
1. 平成27年度フォーラム講演について
平成28年2月4日(木)、5日(金)のフォーラムの講演は、未妥結減算制度導入、ジェネリック医薬品のシェア拡大によるカテゴリーチェンジの急激な進展及び表示カルテル実施等卸売企業が直面している問題について、卸勤務薬剤師もより理解を深めるために、厚生労働省医政局経済課長を第一候補として10月以降卸連合会より依頼してもらうこととする。
2. 平成27年度フォーラム会員発表について
テーマは地域における卸勤務薬剤師の活動についてとし、各ブロックより発表演題(案)を報告いただき、実務委員会で各ブロック第一候補演題を会員発表とした。フォーラム打合せ会議を平成28年1月21日(木)に開催する。
3. 実務実習薬学生の受入に関して
実務実習第1期受入報告(8月31日現在)より報告支部47支部、受入れ学生数3,173名、薬剤師会よりの実習依頼33支部を報告する。
また、卸公取協の本年度の研修資料より、実務実習薬学生受入について、対象者が薬学生のため、取引附随性はなく便益労務に該当しないこと報告する。
4. 平成27年度政府防災訓練について
平成27年9月1日(火)大規模地震時医療活動訓練として、DMATと卸連合会との医薬品供給情報伝達訓練が実施された。
DMATの設定した3ロジ拠点に指定された医薬品・医療器材を搬送できるセット数及び要する時間等問題点の検証結果を報告する。特に必須医薬品は薬効分類コードごとに、複数の先発製品が最少包装単位でセットされており、各社のセンター在庫で用意できるセット数を把握しておくこととする。
【検討事項】
1. 平成27年度実務委員会活動について
今年度は実務に即したマニュアル等会員が広く使える資料として、毒・劇物事故対応マニュアルを作成する。事前に委員各社の繁用毒・劇物リストより10成分(製品名)を決め、マニュアルの項目を検討した。
<成分>
・ホルマリン ・クロロホルム ・メタノール ・水酸化カリウム
・塩化亜鉛 ・過酸化水素 ・シュウ酸 ・キシレン ・水酸化ナトリウム
・塩酸 10成分
<項目>
・成分名 ・製品名 ・性状 ・応急措置(ヒト)
・漏出時の措置(環境) ・廃棄上の注意 6項目
<マニュアル>
・どのような形態で作成又は掲載をするか、次回実務委員会で決定することとする。
2. 卸勤務薬剤師会ホームページ担当幹事について
平成27年10月~平成28年3月 東邦薬品(木村委員)
10・14 第3回正副会長会議
第2回常任理事会
平成27年度 第2回常任理事会に先立ち正副会長会議を開催し、平成27年度卸勤務薬剤師会事業計画の中間報告、会則及び表彰規程改正等について検討した。常任理事会では木俣会長の開会挨拶の後、新任常任理事となられた眞鍋常任理事、増田常任理事、田中常任理事、田坂常任理事、二宮常任理事より新任の挨拶をいただき、平成27年度事業計画の中間報告及びブロック活動報告他と討議事項について討議を実施した。
I. 正副会長会議
1. 平成27年度事業計画の中間報告について
2. 会則及び表彰規程の改正について
本年5月の理事会で緊急動議として採択された薬事法の名称の改正と、「医薬品等」の標記を示しているが、会則の中に使われていないので、2か所「医薬品等」の記載に改正することとした。
また、第3章役員等(役員の選任)第10条4.5.6.について、「会員の中から」会長が指名すると追記することとした。
表彰規程の改正は、「貢献」と「功績」が混在しており、3カ所の「功績」を「貢献」に改正し統一することとした。
3. 平成28年度第1回常任理事会の日程について
平成28年度第39回理事会を平成28年5月13日(金)に開催する事を踏まえ、第1回常任理事会候補日を平成28年4月6日(水)、7日(木)、13日(水)とした。
4. 平成28年度以降フォーラムについて
今年度のフォーラム検討事項でもあるフォーラムブロック会員発表に関して、会員数の少ないブロックの発表回数について検討した。結論として現在の4ブロック発表から、3ブロック発表に変更することによって、発表間隔が長くなり準備期間を十分取れるようになる。
5. 平成27年度実務委員会活動について
実務に即したマニュアル等会員が広く使える資料として、フォーラムアンケートに要望のあった毒・劇物事故対応マニュアルを作成することとなった。実務委員所属会社より繁用毒・劇物リストを報告いただき、10成分について応急措置(ヒト)、漏出時の措置(環境)、廃棄上の注意等6項目のマニュアルとした。冊子として作成し会員に配布する方針を報告するが、詳細について常任理事会で検討することとした。
6. 卸勤務薬剤師会設立40周年記念行事について
事務局から記念事業(案)を報告し、常任理事会で事業内容と記念事業積立金の支出をいつまでするのか、併せて検討することとした
II. 常任理事会
1.平成27年度事業計画の中間報告及び検証
(1) 卸勤務薬剤師会の運営
正副会長・委員長会議及び実務委員会について開催状況を報告する。
(2) 都道府県薬剤師会と各エリアでの関係強化対策
討議の時間で各ブロックより状況報告をいただく。
(3) 実務実習薬学生受入報告について
平成27年9月30日現在の報告集計及び問題点を討議する。今年度集計が出た時点で問題点の対応を検討することとする。
卸公取協平成27年度研修資料より、薬学生の研修①「研修対象者が薬学生のため、取引付随性はなく、便益労務に該当しないこと。」研修②「公共交通機関が充実していない状況下でタクシー代実費対応することは問題ないこと」を報告する。研修資料は消費者庁、公正取引委員会に提出していることを報告する。実務実習は便益労務に該当しないが、あくまでも教育の場として実施することを徹底する。
常任理事より薬学5年生の実務実習のことであれば、冊子はすでに印刷しているので構わないが、パワーポイントの「研修」を「実務実習」に変更し、解説時に「研修ではなく実務実習」と口頭で訂正するようにとの指摘があり、事務局より卸公取協事務局に依頼することとした。
(4) 支部における継続研修の充実
平成27年9月30日現在の継続研修テーマの支部選定状況報告。
(5) 卸勤務薬剤師会主催の研修会やフォーラムの運営
A) 研修会
平成27年5月15日(木)13:00~16:30
大手町サンケイプラザに於いてフォーラム
①「 なぜ、今、偽造医薬品なのか? 」金沢大学医薬保健研究域薬学系 国際保健薬学 教授 木村 和子先生
②「 化学物質の毒性発現機構と生体防御機構 ~PM2.5を中心に~ 」東京薬科大学薬学部 公衆衛生学教室 教授 藤原 泰之先生
の講演にて実施した。木村先生の講演原稿が校正から戻って来ておらず、月刊卸薬業には藤原先生の講演内容のみ掲載されることとなったことを報告する。
平成27年度研修会の収支報告と出席者のエリア別、企業別の状況を報告する。
平成28年度研修会は、平成28年5月13日(金)13:00~16:30大手町サンケイプラザに於いて開催予定。
B) フォーラム
まず、これまでの連合会会員企業へのフォーラム開催案内方法を紹介し、今年度より会員企業代表取締役社長に開催案内を郵送することに変更し、会員が出席しやすくなる状況を作る努力をすることを報告する。平成27年度も東京・大阪の2会場にてフォーラムを実施予定。
東京会場 平成28年2月4日(木) 長井記念ホール
大阪会場 平成28年2月5日(金) 薬業年金会館
講演について厚生労働省医政局経済課長を予定しているが、大西課長就任直後で予定を入れていただくには今少し時間がかかると思われる。
平成27年度フォーラム会員発表ブロック(東京、四国、九州、北陸)よりタイトルを連絡いただき、テーマは「地域における卸勤務薬剤師の活動について」とした。
(6) 日本薬剤師会への協力
① 日薬卸薬剤師部会研修会
平成27年12月11日(金)13:20~16:40 スクワール麹町に於いて開催。講師並びに演題(予定)
1) 「日本薬剤師会の諸課題について」 
日本薬剤師会副会長 石井 甲一先生
2) 「卸薬剤師部会の活動等について」
日本薬剤師会卸部会長 木俣 博文先生
3) 「薬剤師を巡る最近の話題等について」
前文部科学副大臣 藤井 基之先生
② 日本薬剤師会学術大会への協力
第48回日本薬剤師会学術大会(鹿児島市)へ事務局より参加し、聴講報告を月刊卸薬業12月号に掲載することを報告する。
(7) 実務委員会活動
フォーラム参加者のアンケートを基に、会員が広く使える資料として、繁用毒・劇物事故対応マニュアルを作成することを報告する。
(8) DI関係
月別、ブロック別の収集は割当に沿って確実に収集されている。
(9) 日本医薬品卸売業連合会(特に薬制委員会との連携強化)
薬学生実務実習において「ガイドライン」を遵守した薬学生への教育や、JGSPの一部改訂に伴うコンプライアンス研修について、連合会作成の研修用DVDを活用した研修を実施していることを報告する。
(10) 平成27年度上半期収支決算報告
9月末時点の上半期収支決算書により、進捗状況を報告する。会費納入状況及び活動費申請状況も併せて報告した。活動費の申請について、研修等の企画ができた時点で申請をあげていただきたい旨お願いする。
2. 討議事項
(1) 各ブロック活動の報告発表
理事会や研修会の開催状況を発表いただき、それぞれの問題点等討議を実施した。
特に研修会はエリアの関係等で支部単位の開催のみとなるブロックや、毎年ブロック単位で開催されているブロックもある。薬剤師会との連携について、昨年度より県薬剤師会で地域保健部会の中に医薬品流通分科会として実施することができ、今年度麻薬について譲受・譲渡証関連のリンクを各社ホームページに貼ることや、災害時備蓄医薬品について各社の対応ができているなど、分科会が充実しているブロックや、従来からの活動を継続しているブロックがあり、薬剤師会との関係強化に努めていただいている。また、薬科大学で1年生に医薬品卸の流通について、勤務薬剤師会として講義を実施したブロックがあり、充実した活動が実践されている。
(2) 会則及び表彰規定の改正について
本年5月の理事会で緊急動議として採択された薬事法の名称の改正と、「医薬品等」の標記を示しているが、会則の中に使われていないので、2か所「医薬品等」の記載に改正すること、第3章役員等(役員の選任)第10条4.5.6.について、「会員の中から」会長が指名すると追記することを了承いただいた。
表彰規程の改正は、「貢献」と「功績」が混在しており、3カ所の「功績」を「貢献」に改正し統一することとした。
(3) 平成28年度第1回常任理事会開催日程について
平成28年4月5日(火)と決まる。
(4) 平成28年度第39回理事会及び研修会開催について
平成28年5月13日(金)10:30~12:00(理事会)、13:00~16:30(研修会)於:大手町サンケイプラザ
(5) 平成28年度以降フォーラムについて
今年度のフォーラム検討事項でもあるフォーラムブロック会員発表に関して、会員数の少ないブロックの発表について検討した。
1案)現在の4ブロック発表で会員数の少ない3ブロックを1回休会にする。
2案)現在の4ブロック発表から3ブロック発表とする。
検討の結果、1案)は会員数が多いブロックが2年に1度の発表となり、不公平感が強く出るため却下となり、2案)の3ブロック発表に変更することによって、発表間隔が長くなり準備期間を十分取れるようになるため、2案)の3ブロック発表が採択された。
(6) 平成27年度実務委員会活動について
実務に即したマニュアル等会員が広く使える資料として、フォーラムアンケートに要望のあった毒・劇物事故対応マニュアルを作成することとした。実務委員より所属会社の繁用毒・劇物リストを報告いただき、10成分について応急措置(ヒト)、漏出時の措置(環境)、廃棄上の注意等6項目のマニュアルとした。冊子として作成し、会員に配布する方針を報告する。
常任理事から毒・劇物の使用目的も掲載してほしいと提案があったが、事故対応マニュアルなので使用目的は掲載しないこと報告する。管理薬剤師のみへの配布ではなく、事業所等多数人数が居る所へは複数冊配布をお願いしたい。また、配送者にも持たせたいので、ホームページにも掲載してプリントできるようにしてほしい。このように考えると、ホームページへの掲載のみでも良いのではないかとの意見をいただく。再度実務委員会で検討することとなった。
(7) 卸勤務薬剤師会設立40周年記念
記念事業として平成29年5月の第40回理事会後に記念講演会及び懇親会を開催する事務局(案)を報告する。30周年記念事業で発行した記念誌は、10年間の内容では難しいとの考えから、発行しないこととした。事務局(案)を大筋で了承いただいき、予算は400万円以内で収まるため、今年度から記念事業の積立はしないこととする。
常任理事会での報告と討議が終了し、最後に藤村副会長の閉会挨拶で閉会となった。
12・10 第4回正・副委員長会議
第4回実務委員会
1. 正・副会長委員長会議
【検討事項】
(1) 法人番号について
国税庁より、卸勤務薬剤師会に法人番号が指定され、法人番号を国税庁法人番号公表サイトに公表することとした。
(2) 平成27年度フォーラムに関して
東京会場、大阪会場の任務分担を決め、プログラムを作成する。
(3) 平成28年度研修会に関して
平成28年5月13日(金)の第39回卸勤務薬剤師会理事会後の研修会の講演を一般社団法人日本臨床腫瘍薬学会理事長遠藤一司先生に依頼することとした。2題目の候補は今回結論が出ず、早期に候補者選出することとした。
(4) 平成28年度会議日程
正・副会長委員長会議日程調整。平成28年度常任理事会(4月5日、10月12日)第39回理事会・研修会(5月13日)の日程を調整した。
(5) DI実例について
月刊卸薬業に掲載をしているが、発行元の卸連合会より公的機関から情報引用できないもの、例えばサプリメントや健康食品等は掲載できないとの通告があり、今後これらのものをDI実例として受け付けないこととした。DI実例をブロックに依頼する時どのように伝えるか、実務委員会で検討することとした。
また、現在1ヶ月前に担当ブロックへ依頼をしているが、管理薬剤師が実例作成する場合時間が不十分なので、2ヶ月前に依頼をしてほしいとの要望があり、実務委員会で詳細を検討することとした。
2. 実務委員会
【報告事項】
(1) 薬制委員会関連
・PIC/SにおけるGDPに関する薬制委員会と日薬連及び厚生労働省との意見交換会について報告する。GDPに関する厚生労働省の見解は数年後に出るようで、JGSPの改訂をどのタイミングでするか結論が出ていない状況である。
・仕入麻薬制度について、当初薬制委員会が窓口となっていたが、医薬品流通ということで卸連合会の流通近代化検討委員会でアンケート等実施し対応を検討した結果、卸問題検討委員会が麻薬生産者協会と協議することとなったことを報告する。
(2) 日本薬剤師会関係
・11月22日・23日開催された、第48回学術大会(鹿児島市)では医薬品卸からの発表はなく、主に薬学教育関連を聴講してきたことを報告する(月刊卸薬業12月号に聴講報告掲載)。第49回は名古屋市で開催されるので、愛知県支部を中心に各社に発表を依頼する。
・12月11日開催される日薬卸薬剤師部会幹事会と研修会について報告する。幹事会で議題となる内容について、実務委員の意見を参考とする。
(3) 平成27年度実務委員会活動について
・会員から要望があった「毒・劇物事故対応マニュアル」について、冊子として作成し会員全員に配布すること、配送者用にホームページに掲載し印刷できるようにすることを報告する。平成28年度予算で申請し、常任理事会及び理事会で承認を得てから作成することとする。
【検討事項】
(1) フォーラム関係
実務委員の役割決定、開催内容について確認する。読者の広場担当者はバイタルネット、アステムの出席者より決めることとする。
(2) 平成28年度継続研修のテーマ選定
①認知症 ②在宅医療 ③ワクチン ④再生医療 ⑤ 未定 ⑥ 未定
(3) 平成28年度会議日程
実務委員会日程調整、平成28年度フォーラム(平成29年2月9日、10日)、フォーラム会員発表者打合せ会議(1月19日)。
(4) DI実例について
サプリメントや健康食品をDI実例として不適とする旨を説明し、実務委員の了解を得たうえで、依頼時の対応について検討する。DI実例集の実例収集依頼状に、参考資料として公的機関からの引用ができないもの(サプリメント、健康食品等)は、DI実例として「月刊卸薬業」に掲載できないこととなりましたので、宜しくお願い申し上げます、と記載することとする。
(5) 毒・劇物事故対応マニュアル作成について
マニュアル原案は作成できているが、統一した資料にするための作業を次回実務委員会(1月21日)で実施することとする。今後のスケジュールとして、今年度中にマニュアル(案)作成し平成28年度予算申請して、常任理事会及び理事会での承認後作成することとする。
(6) その他
・平成27年11月10日発信の「向精神薬の適正流通及び管理に関する監視指導の強化について」(薬生監麻1110題2号)は卸連合会の卸問題検討委員会で対策を検討していくことを報告する。
・薬学5年生の実務実習に関して、医療用医薬品卸売業公正取引協議会の平成27年度研修資料より、「実務実習対象者が薬学生のため、取引付随性はない。従って規約で違反行為とする便益労務に該当しない」そして、「公共交通機関が充実していない状況下でタクシー代実費対応は問題ない」ことを報告する。